電車の中、新社会人らしき方々が乗っていました。真新しいスーツに鞄を持ち、なんとなく緊張した面持ち。私の大学時代は、6年生になると実際に診療実習があり患者さんを治療していました。入局して初めて患者さんを診た時は、学生時代患者さんの治療をしていたのにもかかわらず、とても緊張した記憶があります。私の大学は、技工も自分でやらなければいけなかったのので(教授など偉い先生は別にして)、診療が終わってから技工室で銀歯などを作製していました。その経験は今の診療に大いに役立っています。26年目に突入しましたが、これからも新しいことに挑戦していきたいと思っています。