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意外に多いエナメル質形成不全症

エナメル質形成不全症とは、先天的にもろい状態をいいます。主に前歯と6歳臼歯にみられますが、まれに全部の歯がこのような状態のこともあります。変色や初期の虫歯とは違う白色のまだらが特徴です。前歯の場合は
舌や唇で常にこすられているので虫歯になることは比較的少ないのですが、
奥歯の場合はプラークが溜まりやすかったり、強い力がかかりやすいので
欠けたり虫歯になる確率が高いのです。10人に1人はこの症状にあるともいわれています。突然欠けて激しい痛みを伴って歯科医院に駆け込むということもあります。定期的に健診をうけ、メンテナンスすることをおすすめいたします。最近、このような方向けの歯磨き粉も売られておりますので
それを日頃からお使いになることをおすすめ致します。3Mのクリンプロ
という名前の歯磨き粉です。小さな欠けは、光で固める材料で治し、
大きな虫歯にならないようにすれば、神経の治療をしなくてもよい場合が
多いのです。お子さんの歯を今一度見てみてください。

投稿日:2015年7月7日  カテゴリー:おしらせ