今日は入れ歯について書きたいと思います。入れ歯といっても色々な種類があります。
ピンクの部分が柔らかいもの、バネがまったく無いもの、舌がある内側が金属で出来ているものなど
様々です。患者さんのお口の中の状態によって入れられるものとそうでないものがあります。
グラグラの歯にしっかりとしたバネをかけることは出来ません。歯がはえていた土手があまりにも
吸収されれ平らであれば、金属床という裏が薄い金属でできた入れ歯を入れるよりも
保険の合成樹脂の入れ歯のほうが適していたりします。バネが見えるのが嫌だという方には
コーヌスという特殊な入れ歯もあります(丈夫な歯が残っているというのが条件ですが)。
たくさんお金を払ったから、とても良い入れ歯が出来るとも限りません。歯が残っている場合は
その歯の状態や患者さんの希望などを考慮に入れて作っていきます。
歯がまったくない場合には、土手の状態やその下の骨の形状などを参考にし、患者さんの希望も
御聞きしつつ作っていきます。入れ歯を作りに行く際は、ご自分が今一番困っていることや希望、
保険なのか自費なのかを歯科医にしっかり話してください。そうすれば今のお口の状態に一番
適した入れ歯について説明してもらえると思います。
今、私の診療所は秋の風景を見ることが出来ます。植木屋さんにお願いして秋の風景を作ってもらったのです。稲を干して、その下には秋の草花を入れた背負子が置いてあります。菊、萩、ススキなどなど。殺風景な診療所なので、少しでもホッとできる空間が欲しかったのです。患者さんにも喜ばれますし
花があるって本当に気持ちが和みます。12月になればいつものクリスマスの飾りつけとなります。
今年はどんな飾り付けをしてくれるのかとても楽しみです。
投稿日:2014年10月7日 カテゴリー:未分類