こんにちは。毎日暑い日が続いていますが、水分補給はしっかりしてくださいね。
一ヶ月以上前に新聞で歯の切削機器の滅菌の問題がでていました。
滅菌にお金がかかるから出来ない、人手が要るから出来ないなどと出ていましたが、
実際には、それほどコストはかからないし、その他の機材の滅菌などにおいても
その場ですぐに処理するように心がければ、たいした手間もかかりません。
切削機器は繊細な道具なので滅菌するとどうしてもいたみがちなのですが、だからといって
滅菌しないのはナンセンスだと思います。切削機器を120本そろえて一日二回滅菌作業に入っている
から、清潔ですというようなことが書いてありましたが、汚染されたものは出来るだけすぐに滅菌していくことが大切だと思います。放置している間に細菌はあっという間に増えていくからです。
外来環の届けを出していても保健所など公の機関が定期的に検査に来るわけではないので
届出云々よりも国がもう少しきちんと滅菌などに関して欧州のような基準を設けるべきと
思うのですが、そういうことを徹底させるには、やはり今の保険点数を大幅に
アップさせなければいけません。医科にくらべて歯科の保険点数は驚くほど低いからです。
新聞記者の方も保険点数について、お勉強なさっていらっしゃれば記事の内容ももう少し
充実したものとなったと思うのですが・・・。